自分も毎年年齢を重ねますよね。それは周囲の友達や自分の兄弟・家族などどんな方でも同様です。中でも自分の両親についての老いは、大きく自分の人生に関わってくるものではないかと思うのです。
ここで少し、看護について考えてみたいと思います。自分の親の介護となると、色々なタイプがありますがここでは患者に負担がかからない「訪問看護」について考えてみたいと思います。まず、訪問看護とは何かというと「看護師が自宅に訪問し、担当医の指示のもと看護を行う事。」を言います。この方法だと、住み慣れた自宅で暮らしながら看護をされるので患者本人のストレスが少ないということと、また家族側からしても「毎日顔を見に行ってあげたいけれど仕事で帰りが遅く、なかなか行ってあげることができない。」等の悩みを無くすことが出来ます。
では、具体的な訪問看護のサービス内容についてご紹介します。主なサービスとして患者の介護を専門に行っていると思われがちですが、他にも場合によってはリハビリや介護する側の相談なども行っています。やはり周りの者からしても、慣れないことなので色々と悩むこともありますよね。そういった際の家族のサポートも行っています。それに加えて患者の事や最期を迎える時の事等もサポートして頂けます。また、どうしても訪問看護といわれると「おじいちゃん・おばあちゃん」と言った印象がありますが、精神的・心理的な病気を抱えている方への看護も行っているのです。こういうデータから想像すると20代や30代の方もこういった物を利用しているのではないかと思うことができますね。
今、日本は少子高齢化社会と言われています。なので、こういったサービスを受けることで患者や家族の負担を和らげる事が出来るのではないでしょうか。その為の第一歩として、幅広い方に訪問看護というものを知っていただくことから始めていきたいですね。